第32回 国際障害者年連続シンポジウム

主催:国際障害者年連続シンポジウム運営・実行委員会
どんな障害があっても安心して自分らしく暮らせる地域社会をめざして

――親元や施設でなく、地域での暮らしをどう進めるか?

基調講演 岡部耕典さん 早稲田大学教授 福祉社会学、障害学 内閣府障害者政策委員会 専門委員
岡部さんの息子・亮佑さん(自閉症)たちと介護者の日常を描いた映画を上映する予定

日時 2018年3月3日(土)11時(10:30開場)~16時半
場所 京都テルサ東館2階 第1,2,3セミナー室
参加費 500円

協力 日本自立生活センター、車いすと仲間の会、ワークス共同作業所 、自立支援事業所、ピープルファースト京都
後援 京都府、京都市、京都府社会福祉協議会、京都市社会福祉協議会
助成 京都府、京都市人権文化推進課、(公財)京都新聞社会福祉事業団(申請中含む)

【シンポジウム報告者】
森下千鶴子さん(京都市保健福祉局障害保健福祉推進室課長補佐)
古川末子さん(京都市身体障害児者父母の会連合会副会長、社会福祉法人えのき会理事長、京都市障害者施策推進審議会委員)
土屋健弘さん(京都市北部障害者地域生活支援センター「きらリンク」センター長、京都市障害者地域自立支援協議会虐待防止部会委員)
小泉浩子さん (日本自立生活センター自立支援事業所管理者、京都市障害者施策推進審議会委員)
日本自立生活センターメンバー (重度身体障害者からの地域生活の実践報告)
ピープルファースト京都メンバー (知的障害者からの地域生活の実践報告)

裏面

「親元や施設以外で、地域でどうやって暮らしていくのかわからない…」
「地域で安心してまかせられるところがあれば、そこにお願いしたいのに…」

そんな声をよく聞きます。
地域での暮らし、一人暮らし、グループホーム…どうやってやるんだろう。
そんな情報きいたこともないし、地域って安心して暮らせるところだろうか。
障害当事者や家族の多くはそんな疑問や不安をいだいていると思います。
福祉職員や相談員も同じような気持ちをいだくことがあると思います。

今回のシンポジウムでは、障害当事者、家族、相談支援員、行政関係者らが集まり、「今どうしたら親元や施設ではなく地域での暮らしが可能なのか」、「これからどうしたらどんな障害があっても安心して自分らしく暮らせる地域社会をつくっていけるか」について、考えていきたいと思います。

施設入所で悩んでいる方、地域での暮らしを知りたい方、親亡き後を考えている方、これからの障害者福祉に関心のある方、ぜひお越しください。

基調講演:岡部耕典さん(早稲田大学教授)
専門は福祉社会学、障害学。東京都三鷹市在住。
息子の亮佑さんは強度行動障害がありつつ、18歳より介護者の支援を受けて一人暮らししている。現在、亮佑さんも出演する映画「はみだしていく」製作中(宍戸大裕監督)。今回の報告でも、その映像の一部を上映する予定。
著書に『ズレてる支援!―知的障害/自閉の人たちの自立生活と重度訪問介護の対象拡大』(共著、2015年、生活書院)、『パーソナルアシスタンス―障害者権利条約時代の新・支援システムへ』(編著、2017年、生活書院)他)

【問い合わせ先】
「国際障害者年」連続シンポジウム運営・実行委員会事務局
住所:京都市南区東九条松田町28メゾングラース京都十条101
日本自立生活センター(JCIL)内
電話:075-671-8484 FAX:075-671-8418
メール:jcil@cream.plala.or.jp
※要約筆記あり。手話通訳又は点字資料ご希望の方は、2月21日(水)までに、上記までご連絡ください。

この「国際障害者年」連続シンポジウムは、国際障害者年のテーマ「完全参加と平等」を推進するにあたり、国際議決「あらゆることに関して企画の段階から決定まで心身障害者の参加が重要である」との趣旨を基に、現実に社会環境により多大な不利益を受けている障害者からの発言を中心に、そのときのテーマに添った専門家と討議を進めるものであります。

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