国際障害者年連続シンポジウム


第37回国際障害者年連続シンポジウム・京都市居宅介護等事業連絡協議会合同企画(2回連続)
「障害のある子どもたちの今とこれから(暮らし、支援、教育)」(ZOOM開催)


チラシをクリックで大きな画像です 
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第1回 2023年2月9日(木)13:00-16:30
「障害のある子どもたちの療育、教育、福祉サービス」
ZOOMアドレス:https://onl.tw/W5SkxwB
ID:899 7584 6617 パスコード:230209 
 第2回 2023年2月28日(火)13:00-16:30
「成人期の暮らし方や支援、福祉サービス(地域生活や入所施設・病院のあり方)」
ZOOMアドレス:https://onl.tw/8BDmRrB
ID:864 5078 8455 パスコード:230228
 参加費:無料(参加申込も不要) 

趣旨文
2年前、京都市内の支援学校に通うわが子を母親が手にかけてしまう事件がありました。
背景には卒業後の暮らしや支援についての悩みがあったと言われています。
自分も同じ立場になったかもしれないと悩む親御さんも数多くおられます。
特別支援学校の課題、そして入所施設の不足などもしばしば指摘されます。
一方、国連からは、特別支援学校ではなく地域の普通校での教育(インクルーシブ教育)、入所施設ではなく地域での生活(地域自立生活)へと早急に転換していくことが求められています。
支援をたくさん必要とする障害のある子どもが普通校に通う事例、就学後、自立生活をエンジョイする事例なども増えています。

今、障害のある人たちの暮らし、支援、教育は過渡期にあります。
このシンポジウムでは、障害のある子ども(そして成人)の暮らしや支援、教育の現状はどうなのか、そしてそこにはどのような課題があり、なにが求められるのかについて、当事者、親、支援者、行政それぞれの間で、情報共有や意見交換することをめざします。

 内容(発言者)
◆第1回「障害のある子どもたちの療育、教育、福祉サービス」
Ⅰ.障害のある子の保護者の孤立や悩み~支援学校に通う長男(17歳)に手をかけた事件を通して
○事件を受けてのその後の取り組みやアンケート報告…池添素さん(福祉広場)
〇同級生保護者より…竹口宏樹さん(福祉サービス居場所)
○障害のある人の家族の「気楽にお話ししましょう会」…沖田友子さん
Ⅱ.障害のある子が利用できる福祉サービス、その使い方と選び方
〇地主明広さん(NPO法人そら)
Ⅲ.どんな教育が望ましい?~支援学校(学級)とインクルーシブ教育について
〇インクルーシブ教育について~親として、専門職として…高橋実さん(SAP、無限園)
〇さまざまな地域でのとりくみとインクルーシブ教育の課題…永井良和さん(障害者権利条約の批准と完全実施を目指す京都実行委員会インクルーシブ教育部会)
Ⅳ.障害のある子どもの支援と教育について
○学齢期をふりかえって 障害当事者の思い…下林慶史さん(日本自立生活センター)、ピープルファーストメンバー
〇まとめの意見交換

◆第2回「成人期の暮らし方や支援、福祉サービス(地域生活や入所施設・病院)」
Ⅰ.障害のある子の保護者の孤立や悩み~支援学校に通う長男(17歳)を手にかけた事件を通して
○事件を受けてのアンケート調査から見える親の不安と社会資源の不足…田中智子さん(佛教大学)
○「地域生活を支えるための入所施設の役割と入所児童の進路について」…田辺敦史さん(白川学園)
○国連が日本政府・日本社会に求めるもの(国連勧告について)…鈴木良さん(同志社大学)
Ⅱ.「こんなふうに暮らしてます!」~地域で支援を得ながら暮らす当事者より
○筋ジス病棟からの地域移行と一人暮らしについて…野瀨時貞さん(日本自立生活センター)
〇知的障害者の一人暮らし…ピープルファーストのメンバー
Ⅲ.施設や病院からの地域移行の取り組み
○続・筋ジス病棟の未来を考えるプロジェクト…大藪光俊さん・岡山祐美さん(日本自立生活センター)
○続・いわくら病院“から”プロジェクト~人生に寄り添う「移動支援」…いわくら病院 蓑島豪智さん(院長)、丁春燁さん(ソーシャルワーカー)
○京都市障害者施策推進審議会の取り組みと地域移行チャレンジャー…岡田まりさん(立命館大学)
Ⅳ.成人期の暮らしや支援、福祉サービスについて
〇まとめの意見交換

※参加は、ご自由(申込必要なし)、無料です。万一のZoomあらしに備えて、待機室をもうけています。Zoom入室の際、お名前、ニックネーム、所属先などを記入していただくとよりスムーズに参加していただけます。当日15分ほど前から、Zoomを開きます。
※シンポジウム終了後、シンポジウムについての簡単なアンケートを実施しますの で、ご協力お願いします。

共催:「国際障害者年」連続シンポジウム運営実行委員会、京都市居宅介護等事業連絡協議会
後援・助成(申請中含む):京都府、京都市、京都府社会福祉事業団、京都市社会福祉事業団、(公財)京都新聞社会福祉事業団


協力:日本自立生活センター(JCIL)、NPO法人日本自立生活センター自立支援事業所、社会福祉法人西陣会、NPO法人ハーモニーきょうと、NPO法人ソーシャルアクションパートナーシップ、NPO法人福祉広場、ピープルファースト京都など

情報保障:要約筆記あり。
手話通訳が必要な方は、事前にお申し込みください(JCIL事務所にて対面でご用意します。締切:第1回企画は2月2日(木)まで。第2回企画は2月21日(火)まで)。

連絡先(参加申し込みは不要)
日本自立生活センター(JCIL) (担当下林、渡邉)
住所:京都市南区東九条松田町 28 メゾングラース京都十条 101
電話:075-671-8484  Fax:075-671-8418
Mail:jcil@cream.plala.or.jp  Web:http://www.jcil.jp/
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